今回案内するのは、「キノの旅 the Beautiful World]です。
ジャンルはファンタジーで、内容は主人公のキノが様々な国に旅をするお話。
自分がこの作品に出会ったのは、小学校の図書館でした。まだ、ライトノベルという言葉すら知らない頃に表紙の独特なイラストがとても興味が引かれ、手に取ったのですが最初は分からなかったですね(笑)。ライトノベル、基本内容が文章なので幼い自分にはまだ内容が理解できず、上手く読み込めなかったのですよね。しばらくは表紙だけをたまに見る程度で、大きくなって、再び興味が引かれて読んで、どっぷり逃避先になりました。
そんな「キノの旅」のおすすめポイントは次の3点です。
「キノの旅 the Beautiful World]のおすすめポイント3点
- 1.1冊で複数の話を楽しめる
- この作品は様々な国を訪れる旅人の話なので、国それぞれの話になる。つまり、短編小説の集まりのように見ることもできるので、1冊で複数おいしい(?)作品です。
- 2.複数の手段で作品を見ることが出来る初心者向けの1冊
- 原作はライトノベルだが、人気作なのでコミカライズやアニメ化もされている。なので、同じ話でもそれぞれでの見方ができる。逆に初心者だと、ライトノベルだと文章だけで場面を想像できないので読めないとなると思うのだが、アニメやコミックを見てからライトノベルを見ればここはこの場面かと想像しやすくできる作品です
- 3.世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。
- 上の文章は一巻に書かれている文ですが、その文章の通り、happy endな話ばかりではなく、人によっては胸くそな気分にさせる話もあるでしょう。それでも、だからこそ美しいものも分かるのかもしれません。
以上が今回案内する「キノの旅」の案内です。ときおり主人公の視点が変わるので、それもアクセントとして楽しめるかと。
おわり
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